2008年02月16日

輸液液剤+覚え書き+

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我が家のピリンは3年前から
(自宅で)
皮下輸液をしている
慢性腎不全だからだ
彼女の輸液をしようと新しく購入して来た輸液セットをみると
乳酸リンゲル液(ソルラクト)が
薬局方リンゲル液になっていた
この違いは乳酸ナトリウムが含まれていない事と
電解質の割合が違う事
乳酸ナトリウムは身体が輸液や点滴によって
酸性化するのをアルカリ性にして
身体に負担なくその吸収をしやすくするもの

疑わず今回からコレになったのだと
皮下輸液を何時もの様にする事は私には怖くて出来ない
何故なら輸液剤が合わなかった為に命を落とした子の事を
耳にしているからだ……‥

もし最初がリンゲル液で
→乳酸リンゲル液→酢酸リンゲル液→重炭酸リンゲル液→生食
なら解る!
ピリンは日々腎臓は悪くなっているから
より身体に負担をかけない輸液剤に
変わっていくなら解るのだ……‥
でもこのケースは違った
何故?
薬価が安いから切り替えたの??どうして???
今日の朝一電話をして確かめた

処方の間違いだった……‥
丁重に謝罪された

実際小児科で働いていた時にテオドールの処方の間違いがあった
今まで何事も無かったのに動悸がすると
言って直ぐに持って来て下さった
本当に大事には至らず良かったと胸をなで下ろした
人間だったらこうして変ならば言葉で伝える事が出来る

輸液の途中で心臓がどきどきするから辞めてとか
気分が悪くなったとか訴えられる
しゃべれないピリンには伝えようも無いのだから

これは自分の例だけど
ソルデム(乳酸リンゲル液)とビタミンB群の静脈注射で元気が出る
風邪の引き始めや疲れがたまった時に先生に頼んで受けていた

最初から多少の動機と受けた後の目眩はあったけど
たいした事はなかった
しかしある日かなり体力が落ちていた時コレを受けて
動機と震えがきて酷い気分になった
これは血圧がおかしくなって心臓に負担が来たのだ
それ以来私はこの注射は禁止になってしまった

もしこれがピリンだったら……‥
常日頃私は我が家の猫親戚さんに言っている事がある

我が子を守れるのは治せるのは
獣医さんではない貴方の愛情の眼差しです!


獣医さんは貴方の子を治す手助けをして下さるけれど
治してあげられるのは貴方の愛情です

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参考資料
輸液
輸液剤データベース

備考
乳酸リンゲル液
乳酸ナトリウムは肝臓で代謝されるので
このリンゲル液は肝臓病の子には使えません

酢酸リンゲル液
酢酸ナトリウムは乳酸ナトリウムよりは代謝し易いので
軽度の肝臓病の子には用いられます

乳酸ナトリウムと酢酸ナトリウムは腫瘍を大きくする作用があるので
腫瘍のある子には使いません
だからエイズや白血病にもいけないのかもしれません

腎臓病の子には一般的に乳酸リンゲル液
肝臓病の子にはリンゲル液
心臓病の子にはナトリウムが悪いので
含有量の一番少ない輸液剤を選ぶ
生理食塩水>リンゲル>乳酸あるいは酢酸リンゲル
これについては塩とCaは違うと言う説もあるから何とも言えない
でも私が選ぶならCaの含有の少ない製剤を選ぶ

腫瘍の子には重炭酸リンゲル液=ビカーボン


ニックネーム ブルースター at 18:05| Comment(4) | TrackBack(0) | □輸液剤□ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする